ブランドストーリー
そのシンプルなサンダル とは ...
恐らく人間が発明した最も古い道具のひとつ。
足裏を保護することが、様々な環境下で莫大なアドバンテージをもたらすことを人類は知った。
2003年、ベアフット・テッドは一見単純そうなミッションに取り組んでいた...
どうすれば痛みなく走れるのかを知りたい。その単純な思いが、ある世界への入口に彼を導いた。その世界とは「自然なランニングフォーム」「選び抜かれたフットウェア」「走る動作の進化」を探究する世界。
その道のりの途中、彼は再発見した。「私たち人間には驚くほどの能力が備わっていて、生まれもった自分の身体、ただそれだけでうまく機能する」「シューズに起因する走り方次第では、意図せず故障に陥る」...
人類文化史上、選び抜かれたフットウェアをより探究するほど、彼はこのシンプルなサンダルを追い求めた。過去から現代に至る多様な文化に向けたフットウェアの選択肢として...
BORN TO RUN: 走るために生まれた
「動作」と「ランニング」と「シンプルなフットウェア」の世界を追い求める探究心が、彼をカバーロ・ブランコという名の男に巡り合わせ、2006年に彼をメキシコ奥地のコッパー・キャニオンへと導く事になった。 これがクリストファー・マクドゥガル著作のベストセラー「Born To Run」という物語である。もし読んだことがあるなら、テッドの物語をよく知ってるはずだ。
伝説のタラウマラ族と...
50マイルのウルトラマラソンを走るために、彼はメキシコ奥地のコッパー・キャニオンへと向かった。その地でテッドはマニュエル・ルナと出会う。
マニュエルはその地に古くから伝わるワラーチ・サンダル(古タイヤでつくられたサンダル)をテッドのために手作りする。そのときルナ・サンダルの発想が生まれ、あとはご存知の通りである。
あの名高い2006年 コッパー・キャニオンでのウルトラマラソンのあと...
テッドはサンダルの設計に没頭して実験を重ねた。2007年、自作のワラーチ・サンダルと共にコッパー・キャニオンにもどり、ウルトラマラソンを走った。彼は夢中だった。そして、世界の人々と本当に共有したかったモノが何であったかに気がついた。
2010年はじめには...
ガレージで開発し製作してきた「シンプルなサンダル」を求めるリクエストであふれた。2010年3月、まるで運命のように、シアトルのボランティア・パークで綱渡りをしている2人の若者兄弟と出会う。スコットとブッキーである。彼らはテッドが誰であるかを、そう、彼がタイヤでサンダルを作って走っていることを既に知っていたのだ。彼らはすぐに打ち解け、ルナ・サンダルのビジネス・プランが生まれた。
2010年のおわり...
シアトルのキャピタル・ヒルの一室で、サンダル開発のため悪戦苦闘の冒険が始まった。そして、ルナ・サンダルのビジネスは拡大していく。
2019年へ早送り...
シアトルのシンボル、スペース・ニードルから北に3ブロックの場所に仕事場が移った。19名の従業員と共にルナ・チームも成長し、製品とプロセスが大きく拡張されていた。
今もテッドとリブは才能あふれる人々と共にルナ・サンダルを運営している。